こんにちは。八尾トーヨー住器株式会社の吉田です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大が続いている中、以前より政府からの注意喚起が示されています。
そのうちの一つが換気の励行です。
窓のある環境での自然換気は一般的に機械換気よりも大きな換気量が期待でき、また一面の窓開けの換気よりは、二方向の窓開けのほうが換気効率もよく、汚れた室内の空気を外気ですばやく希釈し入れ替える事が可能です。
そこで今回は、お施主様のとってより良い住まいの要素の一つとなる換気効果の高い窓の紹介をいたします。
ウインドキャッチ窓
ウインドキャッチとは換気効率に優れた「縦すべり出し窓」を利用することで、外の風を室内に誘導し、風の流れを作り出す方法です。
一般的な引違い窓(W1,200mm×H900mm)に比べると通風量は約3倍に向上し、約1/3の時間で室内の空気の入れ替えが可能となります。
■ウインドウキャッチ窓と換気のイメージ
左右の窓をそれぞれ90°に開くことで、家に沿って通り抜ける風をしっかり採り込むことができます。
■通風量の比較
■ウインドキャッチ窓の考え方
・正面からの風ではなく、壁に沿って流れる風を効果的に採り込むためには、外に開く「縦すべり出し窓」が引違い窓に比べ有効です。
・入口と出口を設けて風の通り道をつくる
・2つの窓の吊元を互いの窓側にすることで、風が入りやすく出やすい窓になり、 さらに矢印の逆方向からの風にも対応できます。
最後に
季節によっては、窓での自然換気が厳しい時期もありますが、おだやかな季節には自然の風を感じ、心地よい暮らしをおくれる家づくりの一つとして、お施主様にご提案してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせやご質問がございましたら下記連絡先までお願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございます。