こんにちは、神戸チームの知識です。 いつもスタッフブログをご覧頂きありがとうございます。
今回は住宅の気密についてのご紹介です。まず気密性能とは家中の隙間を出来る限り減らす事を言い、記号はＣ値として表されます。
Ｃ値は計算式で書くとこうなります。C値（c㎡/㎡）＝建物全体の隙間面積（c㎡）÷延べ床面積（㎡）となり、建物の床面積1㎡当たりにどれくらいの隙間面積（1c㎡）があるかを示します。
何故Ｃ値が大切なのか？どんなに良い断熱材を使っていても隙間だらけでは夏場せっかく冷やした空気や冬場温めた空気が外に逃げてしまいます。エアコンを動かしても常に強運転の状態でお財布にも易しくないですし、室内の環境にも大きく影響が出てしまいます。（以下 株式会社LIXIL様資料）
以前は国の基準も5㎠/㎡以下と定めていましたが現在は国が定めている基準はありません。しかし高性能住宅を進めていく中で気密性能も必要不可欠な性能で、八尾トーヨー住器としても注目していました。そこで八尾トーヨー住器でも気密測定検査を実施する事を決定しました。こちらはJIS規格に沿った測定方法を採用しています。また住宅性能の高い世界のトップレベルの国々ではＣ値をおおむね0.6～1.0と定めている事から、八尾トーヨー住器でもＣ値1.0を目指したいと考えています。
Ｃ値（隙間）を出来るだけ小さくして、より高性能な断熱材を使用すれば省エネだけでなく健康で快適な住環境を作る事が実現します。もう一つ大切なキーワードがありました。それは「換気」ですが、こちらはまた次回にご説明します。お客様の素敵な住空間を総合的にご提案させて頂きますのでお気軽に相談頂ければ幸いです。
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