◆2022年10月より省エネ等級新設
2022年10月より新たに省エネ等級が新設されました。2022年4月新設のZEH水準の
断熱等級5に引き続き、断熱等級6、断熱等級7という上位等級が新設されました。
断熱等級6はHEAT20のG2レベルのUA値0.46に該当し、断熱等級7はHEAT20のG3レベル
のUA値0.26という非常にレベルの高い断熱等級が新設されました。
今後の住宅断熱性能の高い普及に注目されます。
◆2022年10月より長期優良住宅・認定低炭素住宅の省エネ等級が引上げられました。
長期優良住宅と認定低炭素住宅共に、外皮性能と一次エネルギー消費量等級が
ZEH水準に引上げられました。長期優良住宅の耐震等級2以上から耐震等級3へ
引上げられ、認定低炭素住宅は太陽光パネルの搭載が必須要件になりました。
太陽光パネルの容量は、基本一次エネルギー消費量の50%以上まで削減しな
ければなりません。(ZEHは100%以上)
★2022年10月よりフラット35Sの優遇金利対象にZEHを創設
Aプラン・Bプランの省エネ性能基準を引き上げとなりました。
2023年4月からは、フラット35の一般住宅の省エネ性能も2025年度の断熱適合
基準に引き上げられることになりました。
★新基準の住宅ローン控除について
2022年度よりZEH水準省エネ住宅の借入限度額が設定され、省エネ基準適合住宅より
500万円増額せれました。2024年度以降は省エネ基準適合住宅以上の断熱性能がないと
住宅ローン控除が活用できなくなり2025年度の断熱適合義務化より1年早く前倒しされ
ました。住宅取得等資金に係る贈与非課税措置は2023年の12月31日までに贈与を受け
2024年3月15日までに居住が条件になります。