◆パッシブデザインとは?
最小限のエネルギー(光熱費)で「冬暖かい」「夏涼しい」「風が通る」「明るい」が
実現する。これがまさに多くのお客様が望む住まいです。
建物の周りにある自然エネルギー(太陽、風、地熱)を最大限に活用・調整し、高い質
の室内環境を実現をさせながら省エネルギーに寄与する設計手法です。
また、パッシブ先進国のドイツと異なる点は、冬の日照時間が大きく異なります。
我が国の多くの日射量を活かした開口部の性能(ガラス含む)と配置計画が重要に
なります。
◆パッシブ設計5項目とは?
①パッシブ住宅に最低必要な地域区分別断熱性能
②日射遮熱
・軒・庇の出幅の下端~窓の下端の長さの0.25倍(4分の1)
③自然風利用
少なくともLDKは全方位通風を実現させる
2階のホールに高窓を設ける
④昼光利用
様々なところから光を取り入れ明るく、心地よい快適な空間づくり
夏の日差しを防ぎながら、光を多く取り入れる吹き抜けの開口。
光の入る明るい部屋から廊下などの暗くなってしまう部屋に導光する
ランマやガラス付ドアを採用する。
⑤日射熱利用暖房(日射熱の利用)
1階LDKに日射が得られない場合の工夫として吹き抜けを設けて
LDKに日射を取り組む。LDKの面積の20%以上の開口部を設ける。
これらの説明に使用した画像は、Forward to 1985 energy life主催の
野池先生によるセミナー資料より出典